車庫証明を申請する前に調べておくべき3つのこと(Part1)
2017.02.14 更新
車を購入したり引っ越ししたりすると、車庫証明を申請する必要が出てきます。
これまで車庫証明を取り扱った経験上、事前に確認しておくと、無駄のない動きができるポイントがあります。いくつかありますが、主要な三つのポイントに絞ってお伝えさせていただきます。
なお、文字数が多くなってしまったため、2回に分けて説明させていただきます。今回は三つのうち前半二つを、残りは次回説明させていただきます。
さて、
一つ目は、車庫証明を申請する必要があるのか?を確認しましょう、です。
車庫証明は、駐車場のある場所によって、車庫証明の申請が必要でない場合があります。
普通車の場合、市町はすべて申請する必要がありますが、村は一部の村だけ申請する必要があります。
愛知県の場合、申請が必要となる村は飛島村です。それ以外の村は申請する必要がありません。具体的には、次の地域は、駐車場があっても車庫証明を申請する必要はありません。
- 豊根村
- 新城市(旧作出村)
- 設楽町(旧津具村)
- 豊田市(旧小原村、旧下山村)
軽自動車の場合、次の市のみが対象となります。したがって、これらの地域以外の市町村に駐車場が存在する場合は車庫証明が不要になります。数が多いので非対象地域の掲載は割愛しますが、軽自動車の場合、多くの地域が非対象であることがわかると思います。
- 名古屋市
- 豊橋市
- 岡崎市(旧額田町の地域は対象となりません)
- 一宮市(旧尾西市、旧木曽川町の地域は対象となりません)
- 瀬戸市
- 半田市
- 春日井市
- 豊川市(旧一宮町、旧音羽町、旧御津町、旧小坂井町の地域は対象となりません)
- 刈谷市
- 豊田市(旧藤岡町、旧小原村、旧足助町、旧下山村、旧朝日町、旧稲武町の地域は対象となりません)
- 安城市
- 小牧市
なお、これらの地域は「自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令」の別表1、2で指定されております。インターネットで公開されておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
つづいて、
二つ目は、使用する申請書類の確認をしましょう、です。
車庫証明の書類は下記の場所で取得できます。
- 警察署の車庫証明の窓口
どの警察署でももらえますが、駐車場の地域を管轄する警察署が望ましいと思います。
無料です。
書式が異なるので、普通車か軽自動車の別は伝えてください。 - インターネット
愛知県警察 からダウンロードし、プリンターなどで印刷して利用してください。
普通車と軽自動車で書式が異なるので、注意してください。 - 自動車ディーラー様、自動車販売店様など
警察署でもらえる書類をストックしている場合が多いので、同じものを貰えます。ただし、独自の書式の書類を使用しているお店も見受けられました。ですから、後日車庫証明をお店に渡される場合は、事前に使用する書式の確認をした方が無難だと思われます。
今回は前半の二つ、
- 車庫証明を申請する必要があるのか?を確認しましょう。
- 使用する申請書類の確認をしましょう。
をご紹介しました。
次回は、
- 申請先の警察署を確認しましょう。
をご紹介します。